解説



最後の方の意味がわからないという声が多いので解説します。
でもそれは明らかに説明不足なので、読者がわからないのは作者のせいです。

正直申し訳ないのですが、作者自身もあやふやになってしまったと思ってます。ごめんなさい。
とりあえず私が漠然と考えていたことを解説します。
(先に言っておきますが、若干厨くさい部分がありますのでそこには触れないでおいてくださいw)


まずハンマーについてですけど、あのハンマーは呪われていて
「血を捧げることで契約を交わす」ようになってます。

仮面の女の回想シーンで、女はハンマーで殺されました。
これでハンマーと契約が結ばれて、仮面の女になって凄い力を得ました。
アルルさん、最初の部屋にある変な顔はハンマーに宿った精霊みたいなもの。
彼が仮面の女を使って血液を集めさせています。
そのついでで仮面の女はあのゲームを始めました(怯えた顔を見るため)

というような流れだったんですが作中に描いてない部分があるのででわからなかったと思います。
それで重要なのが、リックと剣の関係も上のようなものだったということです。

13回目(タカシがカリウド)のときは、リックはまだ普通の人間でした。
ヒントメールを神様のメールだとか勘違いしてましたけど、そのへんはスルーしてください。
リックはこけて気絶したあと、14回目でまた時が戻っていることに気づいて虚しくなります。
虚しいので剣を使って自殺しました。
それが剣に血を捧げることになり、リックも仮面の女と同じように人間離れした力を持つようになりました。

リックも血を集めるために人殺してましたが、仮面の女が時間戻すと集めた血も元に戻ってしまうため、
仮面の女たちの存在が邪魔になり、殴りこみにいきました。

で、そのあとリックはタカシに神様がどうのこうの云々言ってますが、そのことについて。
ハンマーにはアルルさんという変なものがついてます。剣にも同じような何かがついていました。
その何か(漫画には出てきてないけど)を神様だと思い込みああいう発言をしています(生前、言っていた神様とは違う)
あとカスを滅ぼせとか言ってるのはその剣の神様に言いくるめられたからでもあり、
海斗みたいなのを見て人間に絶望していたからでもあります。
まあ、リックの言うことは全部頭がおかしいということで流しておいてください。

リックが仮面の女を倒したことでカリウドゲームは本当に終了しました。
時が戻ることもなくなり時間は普通に流れていきます。
しかしリックはゲームの真似をすることを思いつき、最後あのようになったのです。
(リックは別に参加者を怯えさせることに拘ってないのでわざわざ時間を戻したりすることもないし
 ただ余興でやってるだけなので仮面の女のゲームとは違ったものになってるかもしれません)
最後にタカシの死体があったのは昔のゲームにあったような見せしめのためだと思っておいてください。
あと余分な情報ですが、リックは腹を切って自殺したのでその部分が破けております。


とりあえず以上です。
上記のことがわかってもしっくりこないかもしれませんが、これ以上の深い意味はありません。

正直、微妙な締めになってしまって申し訳ないと思っています。
当初は終わりの部屋で仮面の女がさようならと言ったところで終わりにするつもりでした。
そのあとのリックが出てくる部分は後付けみたいなものです。
微妙だし説明がうまくできなくなると思い、どうしようか悩んでましたが結局付けたしました。
仮面の女のところで終わるのはあっさりし過ぎてると思って付け足しましたが、返って蛇足になった気がします。
せっかくここまできてラストで失敗したのは残念ですが、もう描いてしまったので仕方ないです。ごめんなさい。

長文ですみません。
解説おわり


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