この漫画を最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだ読んでない方はお帰りください。ここはネタバレだらけです。
ここでは作中で説明不足だったことや裏設定について語ります。
・文章読むのがだるい方へ
重要なのは以下のふたつです。
- 現世に何が起きたか? : お面野郎が現世戻す → でも魂は戻せない → 全人類リビングデッド化
- 裏設定 : エマは(エージの父親)です。
以上がわかれば十分だと思います。おわり。
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以下、細かい説明なので暇な方やもっと知りたい方はお読みください。
・現世に起こったことについて
おおまかな流れを説明します。
現世はお面野郎の夢です。お面野郎がキラに起こされたことで現世は消滅しました。
現世は消えたので、現世にあったすべての魂は行き場を失い、霊界にいるお面野郎の所へ。
そのときの魂は全部キラに吸い取られました。その後、お面野郎は現世の記憶を巻き戻し、現世を復活させました。
しかし、お面野郎は霊界に行った魂を現世に戻すことができません。(要は死人を生き返らせることができない)
なので現世が復活しても、魂だけは元に戻ってません。
よって全人類がリビングデッド化しました。みんな自殺しました。
以上がおおまかな流れです。(ちょっと違うけど)
細かいこと言うと、お面野郎はキラに吸い取られた魂も元に戻すことができません。
あと、そもそも魂を戻そうとすらしていません。
現世にあったすべての魂(守護霊を含む)はキラに吸収されました。
無事だったのは現世が消える前に死んだひとたちだけです。
たぶん登場キャラではOLとヨット部佐々木だけでしょう。あと松田。
・「夢」について
この漫画において夢とは、魂が作り出した空間です。
眠っているときにだけ存在し、目が覚めたらキレイさっぱり消滅します。
作中でなんとなく言った気がしますが、夢には魂を成長させる不思議な作用があります。
エージの霊力が一般人に比べて高いのはよく寝てるからです。
お面野郎が異常な霊力を持ってるのはずーーっと寝てるからです。
現世もお面野郎の夢であるため、魂を成長させる作用があります。
現世で寝て夢を見ると、夢の中の夢にいることになるため、さらに魂が成長する度合いが高くなります。
魂の成長度合い: 霊界 < 現世 < 夢 となります。
キラが「現世が実は夢である」ということに気づいたのは、この辺からの推測です。
・お面野郎って何だ?
作中でも言ってるとおり、「何だ?」って言われても困ります。
別に神でも世界の創造主でもなんでもいいです。ただ、彼は寝てただけです。
お面野郎が眠って夢を見ていたら、魂が勝手に入り込んできました。これが現世のなりたちです。
その後、どうやって現代のような世界になったかは知りません。
なんかうまいこといってそうなりました。
お面野郎は基本的に現実には干渉せずに放置していました。
ですが、時が経つにつれ、魂が自分の夢の中で成長していく様を見ることに喜びを見出していました。
管理者意識が少し芽生えましたが、自分の命を懸けるほどではありませんでした。
なのでキラの存在を疎ましく思ってはいましたが、
直接戦おうなどとは思いませんでした。殺されるのはイヤだから。
お面野郎とキラが直接戦ったらぶっちゃけ勝敗はわかりません。
霊力はお面野郎の方が強いですが、キラの能力が厄介です。
なんだかキラは実は弱いように描写されてますが、本当に強いです。
エマがお面野郎を初めて見たとき、何かが根本的に違うと言ってます。
守護霊ではなくてただ単に自分の夢の中にいるだけだから、他の霊と違うのは当たり前です。
・お面野郎はなんで現世を戻したのか?
お面野郎の能力では霊界に行った魂を現世に戻すといったことはできません。
さらに、キラに吸収された魂を戻すこともできません。
現世だけを元に戻してもリビングデッドの世界になることはお面野郎にもわかっていました。
じゃあ、なぜ現世を戻したのか? 理由は以下の4つです。
- エマが邪魔くさかったから。その場を逃れるため。
- 現世が名残惜しいので、現世のおわりを見ておきたかったから。
- エマがお気の毒で、かわいそうだったから。
- 戻さないと話が進まないから。
以上のような理由がありました。ぶっちゃけ4ですけど。
まあエマが邪魔だったら殺せばいいんですけど、それはかわいそうなのでしませんでした。
最期にリビングデッドとはいえエージに会わせてやりたいと思ったのです。
お面野郎なりのやさしさでしたが、それはエマにぬか喜びさせたのち、絶望の底へ叩き落すことになりました。
ハイパー鬼畜野郎です。
お面野郎は、現世が崩壊しても「もう別にいいや」と思う節もありました。
現世にいる奴らの魂が予想以上に成長しすぎて
キラのような自分の身を脅かす存在がまた出てくるかもしれないからです。
だから一回崩壊させてリセットしようとしたのかもしれません。
・お面手術
お面野郎が女子高生の脳をこねくりまわしていたのは天使予備軍を作るためです。
あれは脳ではなく魂を直接操作してリミッターを外す作業などをしていました。
魂は何千年も生きることができるほどの潜在的な力がありますが、
その力を一気に解放させて物凄い力を持つ天使を作りました。
なので天使は早死にします。
お面野郎は天使予備軍が死んだとき(肉体が魂を離れる瞬間)に天使化するように細工しました。
よって、キラが魂を吸おうとするとその天使予備軍は天使化します。
さらにキラを襲うようにプログラムしてあります。
エージも「手術」を受けて天使予備軍になりました。
これでキラと戦い敗北して、魂を吸われそうになっても、天使となって再びキラと戦うことができるようになりました。
しかし、マジュマジュに人形化され切り刻まれて殺されたため、天使になった瞬間、死にました。
その後、他の天使の導きでお面のお城の護りにつきました。ただし、未熟だったため補欠扱い。
イケメン監禁王子は自分の趣味で女子高生を監禁してましたが、そこをお面野郎が利用しました。
女子高生がキラに狙われやすい傾向にあったからです。
・エマが死んでない件について
エマは自分で「私はキラに殺された」と言ってました。
しかし、キラに殺されるということは魂を奪われることなので、エマが霊として存在していることはおかしいです。
じゃあ、どうして無事なのかというと、エマは魂を肉体から抜き取られただけで吸収はされませんでした。
魂を抜かれる瞬間にエマの能力が発現したからです。
エマの透明になる+触れなくなる能力で、肉体から魂を抜かれはしましたが吸収まではされませんでした。
キラもそのことには気づかなかったため、エマはかろうじて霊として生き残ることができました。
しかし、肉体に戻ることはできなかったので、エマの肉体はリビングデッドと化し、自殺しました。
私がこのことに気づいたのは物語中盤になってからなので、その説明は入れられませんでした。(ごめん)
・エマは消えた?
どこに消えたっていう質問がありましたが、消えたのでどこにもいません。いなくなりました。
なんで消えたのって言われてもちょっと困るんですが、存在している意味がなくなったので消えたってことです。
エマの姿を消す能力と掛けただけで深い意味は無いです。インスピレーションで描いたから。
あと時間が戻った世界でエマはエージに憑依していません。
というかリビングデッドに憑依することはできません。できなかったからエマはエージがいないことに気づいた。
あとエージが夢を覚えていないのは、本当は夢を見てないからです。
リビングデッドは夢を見ません。
・エマの協力者って誰?
ただのサブキャラ。
・裏設定について
この漫画には、本編で明かされなかった裏設定があります。
それは「エマがエージの父親であること」です。
エージはそのことに途中で気がついています。「ネコが嫌いだ」というエマの言葉で。
親父はエージに隠していたけど、ネコが大嫌いでした。しかし、エージ母がそのことをエージに話してしまいました。
そういうエピソードを入れたかったんですが、そんなの入れたら読者に即バレるので入れませんでした。
エマがネコ嫌いと言ったあと、わざとらしく「・・・・・」の表現があります。
ここでエージはエマに少し疑いを持つようになりました。エマは犬派です。ネコには何かトラウマがあるのでしょう。
タカトー戦の後、エージが夢の中で親父と酒を飲み交わしたっていうシーンがありましたが、
あれはエマが元の姿に戻っていただけです。つまり本物。
マジュマジュに操られたサラリーマンを殺すのをエマは躊躇します。このリーマンにも家族がいると考えたからです。
つまり、自分と同じ状況にさせてしまうからできませんでした。
エージがキラに「親父じゃないことは最初からわかっていた」って言ったのは
エマが親父であることに薄々気づいていたからです。(でも最初は動揺してた)
キラはエマが親父だとかいうことは知りません。親父に化けたのはお遊びです。
「もうひとつ俺に嘘ついてることあるだろ?」っていうエージの台詞はもちろん、エマが親父であることについて言ってます。
最後に仏壇をぶっ壊したのは、キラにむかついたからではなく、自分に対してむかついたからです。
(本来、憑依してない状態だと現世の物体に触れませんが演出の都合上触れるようにした)
・エージに憑依した理由
エマはキラに復讐することに決めましたが、同時に、家族(エージと妻)を守りたいと思ってました。
キラがエージの住む街を拠点に活動しているため、いずれキラに魂を奪われる可能性があります。(低いけど)
なので、エージに憑依してキラを討伐することにしました。
エージの霊力が意外に高かったというのも理由のひとつです。
このことでエージの身を危険に晒すことになりますが、守りながら戦えるから大丈夫だ!と思ったのです。
結果、エージは無残な形で殺されました。
さらに操られていたにせよ、キラの手助けをし、現世を崩壊させました。
だからエマは最後に「私はバカだった」って言ってます。バカです。
・姿を変えていた理由
エージの親父はエマとして姿を変えてエージの前に現れました。
親父が姿を偽っていたのは、自分が自殺したと思われて責められるのが嫌だったから。
それと照れくさかったから。
女の姿になっていたのはそういう願望を持っていたからです。
タカトーと戦ったときに制服を着てることからそれが読み取れます。逮捕物です。
・キラについて
新世界の魔王キラ。
どうして神ではなく魔王なのか? かっこいいからです。
敵対した者すべてを抹殺しているので、知ってる者は誰もいない存在すら疑わしい悪霊ということになっています。
それなのに噂が立っているのは、キラ自身がキラの噂を流したからです。自己顕示欲旺盛。
キラの言う新世界とはなんだったのか?
実はキラ自身よく考えてません。とりあえず莫大な力を手に入れたかったのです。
その後で、思い通りの世界を作ろうとしました。女子高生がいっぱいの世界を。
言わなくてもわかることですが、キラは『DEATH NOTE』の主人公夜神月のパロディキャラです。
物語の構想段階では魂を爆弾に変える能力を持った悪役を作ろうとしました。
ジョジョの吉良吉影の触れた物を爆弾に変える能力と酷似しています。
だからとりあえず名前は仮に「キラ」にしとこうとやってたら「もうキラでいいや」ってなりました。
このせいでこの漫画はパロディを開き直って入れる漫画になりました。
いちおう元ネタを知らなくても読めるようにはしてあるつもりです。うざったいかもしれませんけど。
・マジュマジュの人形化能力について
マジュマジュは小沢真珠がモデルです。あまり似てはいませんが。
霊や人を人形化して自分の好きなように操れるという能力をもっています。
ただし、霊力が高い奴は完全には操れません。
優れた能力を持っていたのでキラの側近に選ばれました。
キラは霊を能力として取り込めますが、ストック制です。使用できる回数に限りがあります。
何度も繰り返して使用したい能力はマジュマジュにお願いして人形にしてもらいます。
人形はその霊力が尽きるまで能力を使わせることができます。
霊力が尽きそうになったらキラが霊力を注入します。すると実質、無限に使えます。
ではなぜデスノートの能力者を人形にしなかったのか?
キラもデスノートの能力を手に入れるのには苦労しました。下手すれば自分が殺されるから。
その能力者は女(ミサミサ)だったので、キラは自分に惚れさせて能力を奪いました。
マジュマジュにお願いすることはできませんでした。
エマを人形にしたのはエマの能力を何度も使えるようにしたかったし、
エマが優秀な奴だったから人形にした方が良いと判断したからです。
あとマジュマジュはエージを人形にして殺しました。
憑依主が死ぬと守護霊は霊界に帰るからエマは霊界に帰るはずなんだけど
人形になってるからセーフ。マジュマジュの所有物になってるってことで。
・三島由紀子あたりのこと
キラは三島由紀子(チェーンソー女子高生)と戦うときに、マジュマジュに人形にするように頼みます。
なんでわざわざ殺さずに人形化したのかというと、
後々、キラは霊界に行く予定だったので、天使が霊界に行くことになるのはよろしくないから。
また霊界で襲われる羽目になるからです。
あと、二巻47pでキラがなぜ能力を使わないのかと問いかけてます。
魂を吸い取る能力を使わなかったのは、天使の魂を吸い取りたくなかったからです。
天使の魂を吸収すると、自分も天使みたいになる可能性があると判断したためです。実際はなりません。
ストック能力を使わなかったのは、後で霊界にいる天使軍団と戦うため、無駄な能力を使いたくなかったからです。
能力を温存・節約しておきたかったのです。
最初は、銀のエンジェル軍団はもっと強く描写しようと思ってました。
キラが今まで貯めてきた能力をふんだんに使ってやっと勝てるぐらいに。
でも能力があんまり思いつきませんでした。なので省略した感じになってしまいました。
・輪廻転生とかのシステム
霊が現世に行く方法はふたつ。
普通に人間として産まれてくる(転生する)か、守護霊として誰かに憑依するか、のふたつです。
守護霊は憑依する人間を探すため、誰かに憑依するまでの間、浮遊霊として存在できます。
ただし、浮遊霊の状態では現世に干渉することができません。(物とかに触れない)
最後のエマは誰にも憑依していないので浮遊霊の状態です。
ちなみに、転生したら記憶が全部消えます。
霊力が高い奴は夢の中や現世にいた時間が長いということです。
何度も輪廻転生(死んでまた生まれてくること)を繰り返してる奴は霊力が高いです。
エージが霊力高いのは寝てばっかりだったということもありますが、
輪廻転生を何度か繰り返したのもあります。前世でも寝てばっかだった。
OLはそんなに寝てないですが、輪廻転生しまくったので霊感が強いと言われるほど霊力が高い。
彼らは人間としては若いですが、魂としては長生きしている方になります。
霊力の強さ:
魔王キラ>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>お面野郎>>>>キラ>>>>
>>OL>>>マジュマジュ>>>エマ>エージ>>>>>タカトー
だいたいこんな感じになります。
・霊とか
漫画内で少し説明したことですけど、守護霊は憑依主の五感を操ることができます。
視覚を操れば幻覚を見せることができます。聴覚を操れば幻聴を。
聴覚を操ることで守護霊と憑依主の間でテレパシーが可能になりました。
でもこれだと守護霊から憑依主へと一方通行になってしまうから少しおかしい。
守護霊は主の考えてることがわかるってことにすれば大丈夫だけど、それだと都合が悪い気がするけどもういいや。
最初、エマがエージのところに現れたとき、エマは幻覚を使って姿を現してました。
だからお母さんにはエマの姿は見えてませんでした。学校などでもそうです。
霊力の低い守護霊は、主に幻覚などを見せることしかできません。
しかし、ある程度霊力が高くなると実体化できるようになります。
これは憑依主の体から霊波という謎の粒子を放ち、霊体を具現化させるからです。(よくわからない説明)
実体化することで現世の物体に干渉できることができます。
第三者に姿を見せることもできるし、物も触れる。
あとサイコキネシスと言われる物体を遠隔操作することもできます。
霊波を具現化して物体を作ることもできます。エマが作ったハンマーとかがこれ。
そこからさらに霊力が高くなるとその霊固有の能力が使えるようになります。
エマとかマジュマジュとかキラとかです。タカトーは霊力がこのレベルまで達してないため能力がありません。
能力が使えるほど霊力が高い霊が現れたのはここ数十年のことで、けっこうめずらしい。そんなに数いない。
っていう設定だったけど、キラの能力ストックが2000を超えるって描いてしまったから
普通にいるってことにしときます。
・覚醒とか
覚醒とかいう設定がありました。
人間の状態では能力とか使えませんが、覚醒すると使えるようになります。
ただし、能力が使えるレベルに霊力が達していたらの話。
長谷川先生(無能な英語教師)は覚醒したけど
そこまで達していなかったから基本の能力(サイコキネシスとか)しか使えません。
先生はチョーク投げがヘタクソでしたが、タカトーがサイコキネシスを使って微調整することで
生徒に命中できるようになりました。先生が覚醒してからは自分でやってます。
覚醒の条件とかは曖昧にしか考えてません。(でもある程度霊力が高いことが前提条件)
長谷川先生はタカトーがやられそうになってブチ切れたから覚醒しました。
クソ巨人はキラが無理やり覚醒させました。
基本、死んだら覚醒(能力とか使えるようになる)したことになります。
・桐生家は貧乏じゃないのか?
どーでもいいこと書きます。
桐生家は大黒柱の父が死んだので貧乏です。
母は毎日夜遅くまでパート勤め、エージの飯は8割がほか弁。っていう設定でしたが
何気にいいマンションに暮らしている。母と子の二人暮しなのに。
そもそも父親が死んだら生命保険がおりるから金あるんじゃ?とか考えてよくわからないことになりました。
自殺でも保険がおりるのかとか知りませんが、調べるのが面倒でした。
なのでこの辺は適当です。貧乏でいいです。
母は最後に料理をしてましたが、たまには料理もします。
・没設定的なことやらなんやら
この辺は没設定なので「ふーん」でお願いします。
夢の中で戦うことを想定して、自分の夢にルールを作ることができるって設定作ろうとしました。
笑ったらダメージとか五感の中のどれかを制限するとか考えたけど、めんどくさくなりました。
能力があるから夢ルールは必要ないと思った。ややこしくなる。だから没。
が、この設定を引き継いで、お面野郎の夢(現世)にはルールが決められています。
転生したら記憶が消えるとか、守護霊とかのシステムです。
魂がなかったら自殺するというリビングデッドのシステムもそうです。
お面野郎の目的は一応、魂を育てることなので、
無駄に脳内メモリを圧迫するリビングデッドは不要な存在です。だから自殺するようにしました。
脳って言ったらおかしいけど、とにかくメモリの無駄遣いを防ぐためです。
お面野郎関連は「復元ポイント」とかパソコン用語的なものが何故かでてきます。
でもお面野郎はパソコンではありません。他の言葉が思いつかなかっただけです。
まあ上の説明はなんとなく私がこう思ってるだけで、厳密な設定ではないです。
だからあまり突っ込んだりしないでください。
・あとがき
最後に普通のあとがきを書きます。
あとがきって何を書いたらいいのかよくわからないので思いついたことを適当に書きます。
ジャンルに書いてあるとおり、この漫画はシリアスです。最初は本気でそのつもりでした。
でも描いててあんまりおもしろくないなと思い、ちょくちょくギャグやパロディを入れることにしました。
まあこういう漫画もアリだろうと思ったし、説明が多い漫画なのでシリアスだけだと飽きてしまいます。読者も作者も。
連載前にジョジョを読んだのでかなり影響されています。能力バトルものを描いてみたくなった。
エマの能力は色々と応用がきくので、どう戦わせるか考えるのが楽しかった。
「ファンネルの鍵」とかいう能力名は、なんかださいと思ったのでだんだん使われなくなりました。
名前とかいらんやった。
エマがエージの親父っていう設定は入れるか迷った。まあ入れて良かったか。
作中で説明していないのは、読者に推理させる感じにした方が良いと思ったから。
でもこれは論理的に推理できる類のものではなく、完全に勘で当てるものです。
途中でバレたくなかったので、わざとわかりにくいようになってます。
もし事前にエマが親父だとわかった人は凄いです。超能力者です。
絵を描いてて思うけど、私の絵は全然安定しない。ちょこちょこ描き方を変える。
ペンタブ使ったりスキャナでやったり、線の太さも色々変えてみたりしました。
二値ペンの線がくっきりしてるから好きだけど、アンチエイリアスのかかった線も綺麗だと思います。
色々試行錯誤したけど、どれもイマイチしっくりきませんでした。
最後の方は落ち着いた気がしますが、やっぱり線が細くて見辛い気がする。なんとかしたい。
ペンタブはWACOMのコミックパックのちっさいやつを使ってましたが、
奮発してIntuos3のちょっと大きいやつを買いました。サイズが大きいほうが描きやすいですね。
でも私は筆圧機能がいまいち使いこなせてません。どうも筆圧が強くなって絵が汚くなってしまいます。
余談ですが、私がIntuos3を買ったすぐ後にIntuos4が発売されました。ふざけんな。
あとがきの設定説明が多い。こんなに書く必要は無かったかもしれない。
でももしかしたら設定マニアのひとがいるかもしれないから書きました。
あと最後の方は文章の推敲をしてません。もしかしておかしな文章になってるかもしれない。
でもあまり待たせると悪いのでもうアップします。
文章の推敲とかは後日やるかもしれません。(こういうこと言う奴は大抵の場合、やらない。)
まあ、なんとか投げずに完結できてよかったです。
この漫画を読んでくれてありがとうございます。コメントもありがとうございます。励みになりました。
次また何か描くかわかりませんが、そのときはよろしくお願いします。
ではさようなら。本当にありがとうございました。おわり。
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